「先生、数学98点取ったよ!」 

中3のK君、バレー部で活躍するスポーツマンです。
数学は好きだけど、テストの点があまりよくないと、1年ほど前に入会した時の本人の弁。
他の科目も徐々に点数を上げてきていて、本人は大得意の数学で学年1番をねらい始めました。

はじめは、ムリムリと言っていたものの、「もう少しで満点とか」言ってあげるとまんざらではない様子。ただし、言葉が悪いですがお調子者で、かつ努力をサボるところも。

計算は速いからといって暗算ばかり、ところが凡ミスが多く、本人はわかっていたけれどと、言い訳ばかりが先にたち・・・・・・

実は彼は山形の酒田にいる生徒で、私は東京から、パソコンで指導してます。
いい加減なことばかり言ったり、やらなかったりで、私もかなりきついことを言います。
それでも、本人は、他塾に行くわけでなく、週1回の数学の授業を楽しみに、眠いのを我慢しながら受講しています。
そして、DVD映像講義を何度も見てくれています。(中学3年間分を私が講義しています)
3年になって90点台を取るのですが、ミスが2つ3つで満点でもなく、1番にもなれずに悔しがっていました。
授業の日がテスト終了日だったので、
「何点だった」と聞くと、最初は「今日やったばかりでわからないよ」と口を尖らせて文句を言ったので、
「自分で何点取れて、どの問題が解けなかったかわかればたいしたものだよ」と話すと、「98点、1問だけどうしてもわからなかった」としっかりと返事が。
これなら安心です。
そして昨日、「やっぱり98点、他にも2,3人いたけど1番だった。」と喜んでいました。

彼には、嫌味をよく言います。
「素直になれ!素直でないと点数が取れないぞ!」と、
疑ってかかることも大切ですが、学ぶことはまねることとも言われます。

何かで1番になることが、あらゆることの自信につながります!

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